超小型木質バイオマスCHP Volter40 Volter40は1日約1トンのチップで年間7800時間の連続運転が可能な超小型木質バイオマス発電システムです。非常にコンパクトな本システムは、電気40kWの出力に加えて、熱100kW(85℃温水)を供給可能。フィンランドで開発された同システムは、世界中で電力供給と、生活や産業用の温水、温風の供給に多数の実績を保有しています。日本では2016年から導入を開始し、既に4台が稼働しており、FIT(固定価格買取制度)の対象としても20台以上の認定を受けております。
安定した稼働を実現する技術力 Volter40は燃料のチップを高温でガス化し、それを燃料としてガスエンジンを駆動し、発電を実施します。エンジンやガスの冷却工程で発生する熱は、温水や温風として熱利用可能。木質バイオマスのガス化プロセスでは、ガスに含まれるタールによりエンジントラブルが多発し、安定しづらいとされていたが、Volter40は独自の制御プロセスによりこの問題を回避。安定的にエネルギー供給を行えるシステムを実現しています。また、システム自体がコンパクトにパッケージングされており、多様な場所に設置することが可能です。
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